エンビードとドラモンドがオン/オフコートで熱い火花
NBAでは現地2日、ウェルズ・ファーゴ・センターでフィラデルフィア・76ers対デトロイト・ピストンズの試合が行われ、イーストを代表するビッグマンのジョエル・エンビードとアンドレ・ドラモンドが直接対決。オン/オフコートの両方で将来的な良きライバル関係を予感させる白熱したバトルを繰り広げた。
エンビードとドラモンドの2人は、試合前から火花を散らしていた。発端となったのは10月23日の対戦で、エンビードはFG15本中11本の成功から30得点で大暴れし、シクサーズをシーズン初勝利に牽引。試合後、マッチアップしたドラモンドについて、「彼はまったく守備をしない」といつもの調子で煽りを入れていた。
▼エンビードvsドラモンド、ラウンド1
エンビードの挑発に対し、ドラモンドは「12月2日に会おう」とTwitterでコメント。さらに2人は、2日の再戦前にも、メディアを通してパンチを交わしており、エンビードが「ディスリスペクトするつもりはないが、彼はシュートが打てない」と発言すると、ドラモンドは「バック・トゥ・バックで試合に出られない選手を相手にしても仕方がない」とやり返した。
そんなこんなで大注目が集まった2日の対決は、シクサーズが終盤の接戦を制して108-103で勝利。エンビードはFG21本中7本の成功とシューティングに苦戦しながらも、25得点、10リバウンドのダブルダブルを記録し、第4Q残り2分30秒にはドラモンドを6ファウルでファウルアウトへと追い込んだ。
https://twitter.com/ESPNNBA/status/937160191606509574
試合には敗れたものの、ドラモンドも個人のパフォーマンスではエンビードに負けておらず、35分の出場で14得点、11リバウンド、6アシスト、5スティールとオールラウンドに活躍。試合の大部分でマッチアップしたエンビードをFG成功率33%に抑えつつ、6ターンオーバーを出させている。
▼エンビードvsドラモンド、ラウンド2
試合前からやりあっていた2人だが、ブザーの後はスポーツマンらしく笑顔でハグ。
勝利したシクサーズはエンビードの他、ロバート・コビントンが6本のスリーを沈めて25得点をマーク。ピストンズは、トバイアス・ハリスがゲームハイの27得点を記録した。
シクサーズとピストンズは、1月6日に再び対戦する。
ボックススコア:「NBA」