エンビードとヨキッチが2018-19第12週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
NBAでは現地7日、2018-19シーズン第12週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)が発表され、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードとデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。
今季初でキャリア4回目の受賞となったエンビードは、12月31日から1月6日に出場した3試合で31.7得点、16.3リバウンド、2.0ブロック、スリー成功率50%を平均。2日のサンズ戦で今季4度目の40得点ダブルダブル(42得点、18リバウンド)をあげるなど支配的なプレイを見せ、チームを週間3連勝へと導いた。
シクサーズの選手が通算4回のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィークに選出されるのは、チャールズ・バークレーとアレン・アイバーソンに次いでエンビードが球団史上3人目となる。
今季2回目の選出となったヨキッチは、先週の3試合で28.0得点、13.0リバウンド、9.0アシスト、1.67スティールとトリプルダブルに近い数字を平均し、ナゲッツを週間3勝0敗に牽引。1月1日のクリッパーズ戦でキャリア18回目のトリプルダブル(19得点、15アシスト、14リバウンド)をマークして新年をスタートすると、5日のホーネッツ戦ではシーズンハイ39得点を記録する大活躍を見せた。
“ポイント・センター”としてさらに成長した今季のヨキッチは、シーズン37試合で18.8得点、10.0リバウンド、7.5アシストを平均中。センターポジションの選手が7アシスト以上を平均するのは、ウィルト・チェンバレンに次いでNBA史上2人目だ。また今季のヨキッチは昨季まで大きな弱点だった守備面も改善されており、ナゲッツは球団史上でベストスタートとなるシーズンを送っている。
第12週は他に、ラプターズのカワイ・レナードが3試合で32.0得点、ピストンズのブレイク・グリフィンが同じく3試合で29.7得点を平均。ウェスタンカンファレンスでは、ロケッツのジェイムス・ハーデンが得点(41.7)とアシスト(11.7)でリーグ首位を記録する獅子奮迅の活躍を見せた。
▼2018-19第12週のベスト・クロスオーバー集
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」