ジェイムス・ハーデンがレブロンへの股間キックで出場停止処分
NBAは現地2日、試合中にレブロン・ジェイムスの股間を故意に蹴ったとして、ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンに1試合の出場停止処分を課した。
事故が起こったのは、1日に行われたキャブス対ロケッツの第3Q残り2分。ボールの奪い合いでフロアに倒れ込んだハーデンが足を突き出したところ、近くにいたレブロンの急所エリアに直撃。その場ではフレイグラントファウル1がコールされたが、翌日の公式レビューでフレイグラントファウル2と判定されたため、出場停止処分が下った。
レブロンは試合後、ハーデンのキックについて次のようにコメント:
「あれがバスケットボールのプレーでないことは明らか。リーグがレビューするはずだ。どうしてハーデンがあんなことをやったのかわからない」
対してハーデンは、「ただ体がリアクションしただけ」と故意ではないことをアピールしている。
1日の試合はオーバータイムにわたる大接戦の結果、ホームのロケッツが105対103で勝利。1点差で迎えたOT残り4秒では、シューティングファウルを受けたレブロンがフリースローを2本とも外してしまい、キャブスは惜しくも逆転の機会を逃すこととなった。
▼レブロン vs. ハーデン
ハーデンは3日に行われるホークス戦で出場停止となる。今季初の試合欠場だ。
股間キックでペナルティをくらったのはハーデンが初めてじゃない。2012年の12月には、ヒートのドウェイン・ウェイドがラモーン・セッションズの急所を蹴り上げ、同じく1試合の出場停止処分を受けた。
参考記事:「Bleacher Report」