ジャ・モラントがグリズリーズ史上3人目の40得点ダブルダブル達成
2019-20シーズン新人王のジャ・モラントが“グリズリーズ史上最高の選手”と呼ばれるようになる日は、それほど遠くないかもしれない。
NBAでは現地24日、メンフィス・グリズリーズとロサンゼルス・レイカーズがステイプルズ・センターで対戦。グリズリーズは大接戦の末に118-121の惜敗を喫するも、エースのモラントが40得点、10アシストの大活躍を見せた。
▼最初のアシストがヤバい
グリズリーズの選手が40得点ダブルダブルを記録したのは、パウ・ガソルとブライアント・リーブスに次いでモラントが3人目。アシストでの40得点DD達成は球団史上初となる。
この日のモラントは、38分の出場で序盤からハイライトプレイを連発。スキルと身体能力を駆使したドリブルでのレーンアタックは完全にアンストッパブルで、第1Q序盤でのディフェンダー3人を引き付けてからのアシストにはじまり、第3Qに魅せたクロスオーバーからのダブルクラッチが特に凄すぎた。
▼なにこれ?
グリズリーズとして記録的なパフォーマンスを見せたモラントだが、本人はそのことを少しも喜んでいない。
グリズリーズの3点ビハインドで迎えた第4Q残り2.5秒、モラントは3ポイントショット中にファウルを受け、3本のフリースローを獲得。最初の2本を成功させるが、同点に持ち込むチャンスだった3本目に失敗してしまい、それが敗因となった。
モラントは試合後の会見で、「今日僕が達成した記録はどうでもいい。同点のフリースローに失敗した。そのことしか頭にない」と自責のコメントを残している。
今季初週を終えた時点で、モラントはリーグ首位タイの35.0得点を平均中。ここからどんな活躍を見せてくれるのか本当に楽しみだ。
ボックススコア:「NBA」