ジャレッド・ダドリーが現役引退表明、マブスのコーチングスタッフ入りへ
NBA大ベテランのジャレッド・ダドリーが現地8月24日、自身のTwitterで現役引退を表明した。
「最高の旅路だった!NBAで14年プレイし、レイカーズの一員として優勝するという形でキャリアを締め括ることができた!神の祝福に感謝するとともに、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、そしてジニー・バス(レイカーズオーナー)にも個人的に感謝を伝えたい。レブロンとADがいなければ、私がレイカーズに入団することはなかっただろうし、チャンピオンシップリングを勝ち取ることもできなかっただろう」
2007年ドラフト22位指名でNBAデビューしたダドリーは、キャリア14シーズンで7.3得点、スリー成功率39.3%を平均。決してチームの主役ではなかったが、若手やベテランを問わず誰からも「一緒にプレイしたい」と尊敬される選手で、レイカーズに在籍したここ2シーズンでは、主にロッカールームやオフコートでのメンター役/ムードメーカー役としてチームに貢献した。
ダドリーのニュースを受け、レブロン・ジェームズが引退を祝福しながらも残念がるツイートを投稿している。
「この報道が事実ならば、僕の友人におめでとうを言いたい。でも残念だ!ファック」
「汚い言葉を使って申し訳ない。でもこの件は辛い。外からでは分からない理由がたくさんあるんだ」
– レブロン・ジェームズ
さらにダドリーは同日、現役引退後にコーチングスタッフとしてダラス・マーベリックスに加入することも併せて発表。
「この日のためにずっと準備を進めてきた!ナッシュやヒル、シャック、レブロン、ビール、AD、ヤニスをはじめとした多くの選手たちと深い議論を交わしてきた。マブスでJキッドのコーチングスタッフに加入するのがとても楽しみ。さあ仕事の時間だ」
今オフにリック・カーライルと決別したマブスでは、ジェイソン・キッドがチームの次期ヘッドコーチに就任。アシスタントコーチ陣にはダドリーの他にも、スロベニア代表のヘッドコーチとしてルカ・ドンチッチを指導した経験を持つイゴール・ココスコフ(元サンズHC)が新たに加入する。
参考記事:「ESPN」