ジャズのロドニー・フッド、観客のスマホを叩き落して罰金処分
NBAが現地12日、試合中に不適切な行動があったとして、ユタ・ジャズのロドニー・フッドに対し3万5000ドルの罰金処分を科すことを発表した。
問題となったのは、現地10日に行われたワシントン・ウィザーズ戦での行為。第3Q終盤に2つ目のテクニカルファウルで退場を言い渡されたフッドは、ロッカールームへと引き下がる際に、コートサイドにいた観客の手から携帯電話を叩き落してしまった。
退場処分でフラストレーションが溜まっているところにカメラを向けられ、相当腹が立ったのかもしれないが、これはさすがにやりすぎ。ユタ州の『ソルトレーク・トリビューン』紙によると、スマホを叩き落された男性は、すぐにアリーナのセキュリティーに苦情を申し立て、警察への通報を要求したという。
なおフッドはすでに男性に謝罪したらしく、現地メディアの取材に対して「意図的にやったわけじゃない。後悔している。この失敗から学んで、前に進みたいと思う」と反省のコメントを残した。
今季はフッドの他にも、デマーカス・カズンズ、カイリー・アービング、オースティン・リバースの3選手がファンとのトラブルで罰金処分を受けている(3人とも2万5000ドルの罰金)。
参考記事:「NBA」