ジミー・バトラーのちょっと変わった試合前ルーティン
“ルーティン”を大切にする一流のアスリートはたくさんいる。
NBAだと、レブロン・ジェイムスのチョークトスやステフィン・カリーのトンネルショットなどが有名。他にも、リムを使って懸垂したり(ウェイド)、ゴールの柱に頭をゴツゴツしたり(KG)と選手によって千差万別だ。
フィラデルフィア・76ersのジミー・バトラーも独自のルーティンを持っている。ただそのうちの一つが少しというかとてもユニーク。
それは試合前のロッカールームで、チームのエクイップメントマネージャーに向けて「俺のシートからどけよ!」と罵るというもの。バトラーのYouTubeチャンネルに最近公開された動画の中で、マネージャーのスコット・レゴさんが明かした。
試合前のウォームアップからロッカールームに戻ると、バトラーのシートには必ずマネージャーのスコットさんが座っているらしい。そこでバトラーは「俺の席からどけよ、スコッティ。ふざけてる場合じゃないだろ!」と注意し、それから2人は抱擁を交わす。これがバトラーのルーティンの一つだ。
こんなわけの分からない小芝居がルーティンの一部になったその経緯が少し気になるが、マネージャーも楽しそうなので何より。そもそもルーティンは、本人にしかわからないようなゲン担ぎ的なものも多い。またバトラーが移籍から半年でチームのスタッフと良好な関係を築けている証でもあるだろう。
なおバトラーは、現地4月20日に行われたブルックリン・ネッツとのファーストラウンド第4戦で11得点をマークし、76ersの勝利に貢献。シクサーズはシリーズを3勝1敗とし、カンファレンスセミファイナル進出に王手をかけた。
ソース:「YouTube」