ジョエル・エンビードがキャリアハイ49得点ダブルダブル
フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが、現地24日にウェルズファーゴ・センターで行われたアトランタ・ホークス戦で自己最多の49得点、14リバウンドで大暴れ。シクサーズの選手としては、2005年12月のアレン・アイバーソン(53点)以降での最多得点だ。
この日のエンビードは、相棒のベン・シモンズが負傷欠場する中、24本中17本のフィールドゴールを成功させて76ersのオフェンスを牽引。1点ビハインドで迎えた第4Qにはピリオド22得点/8リバウンドでステップアップし、ゲーム終盤を完全に支配していた。
▼最終ピリオドはエンビード1人でホークスをアウトスコア
今シーズンは昨季のような安定感がなく、スタッツを全体的に落としているエンビードだが、オールスターブレイクあたりから気持ちを引き締め直したと語る。
「オールスターブレイク前から、自分のマインドセットを変えるつもりだと言っていた。とにかくアグレッシブになる。それから、以前のように楽しみながらプレイするつもりだとも言った。楽しみ方にはいろいろな形がある。常に笑顔でいる必要はない。今日のように、ただ試合を支配するだけで楽しめる。今夜は以前のように、観客たちと一緒に楽しめたよ」
この日のエンビードは本当に楽しそうだった。
試合を通して何度も「立ち上がってくれ」のジェスチャーで観客に煽りを入れつつ、終盤はアリーナを沸かせる豪快なダンクを連発。残り時間32秒にプルアップスリーでキャリアハイ得点を更新した際には、「ミリーロック」のダンスムーブでセレブレーションした。
シクサーズはエンビードの他、トバイアス・ハリスが25得点で勝利に貢献。敗れたホークスは、トレイ・ヤングが28得点/10アシストのダブルダブルをマークしている。
シモンズの怪我
シモンズは2月19日のチーム練習で腰を負傷したらしく、その3日後の22日に行われたブルックリン・ネッツ戦の前半で怪我がさらに悪化。怪我の詳細や復帰時期などは今のところ不明で、長期の戦線離脱になる可能性もあるという。
ボックススコア:「NBA」