ジョシュ・ハートが3年3800万ドルでペリカンズと再契約へ
今夏に制限付きFAとなっていたジョシュ・ハートはニューオリンズ残留を決意した模様。ESPNがハートのエージェントから得た情報として伝えている。
報道によると、ハートは現地16日の時点でニューオリンズ・ペリカンズとの再契約に合意間近とのこと。契約内容は3年/3800万ドルになる見込みだという。
ペリカンズからの公式発表はまだないが、ESPNの報道から間もなく、ハートは自身のTwitterを更新。短いミーム動画を投稿し、少し遠回しな形で契約合意をファンたちに伝えた。
昨季のハートは47試合の出場で9.2得点、8.0リバウンド(キャリアベスト)、2.3アシストを平均。8.0リバウンドは、ガード選手としてルカ・ドンチッチと並んで、ラッセル・ウェストブルック(11.5本)に次ぐ昨季リーグ2位の記録。ハートの出場時間がウェストブルック、ドンチッチと比べて大幅に少ないことを考えるとすごい数字だ。
3月23日に行われた古巣ロサンゼルス・レイカーズとの試合では、ベンチ出場の選手として1973-74シーズン以降で初となる15リバウンド/5アシスト/5スティールを達成している。
▼2020-21ハートのハイライト
今オフのペリカンズはハートの他、ウィリー・エルナンゴメス、ディディ・ルーザダと再契約。さらにトレードでロンゾ・ボールやスティーブン・アダムス、エリック・ブレッドソー、将来のドラフト1巡目指名権などを放出し、デボンテ・グラハム、トマシュ・サトランスキー、ギャレット・テンプルを獲得している。
2021-22ペリカンズのデプスチャートは:
- PG:デボンテ・グラハム、トマシュ・サトランスキー、キラ・ルイスJr.
- SG:ニッケル・アレクサンダー・ウォーカー、ジョシュ・ハート、ディディ・ルーザダ、トレイ・マーフィー3世(新人)
- SF:ブランドン・イングラム、ギャレット・テンプル、ナジ・マーシャル、ハーバート・ジョーンズ(新人)
- PF:ザイオン・ウィリアムソン、ウェンイン・ガブリエル
- C:ヨナス・バランチュナス、ウィリー・エルナンゴメス、ジャクソン・ヘイズ
昨季よりもさらにオフェンス面が強化されたラインアップだが、弱点だったディフェンス面はむしろ悪くなってしまった印象。
参考記事:「ESPN」