ケイタ・ベイツ・ディオップがLAL戦でFG11本ノーミス、今季スパーズで初の30得点超え
サンアントニオ・スパーズが現地23日、ステイプルズ・センターで行われたロサンゼルス・レイカーズ戦に138-110で圧勝。LAチーム相手に連勝をあげ、シーズン13勝18敗でウェスト10位に浮上した。
この日の試合では、スパーズベンチ出場のケイタ・ベイツ・ディオップがFG11本中11本成功から自己最多の30得点で大活躍。ベイツ・ディオップは今季スパーズで初めて30点ゲームを達成した選手となった。
今季平均3.8得点だったケイタが、スパーズのシーズンハイを記録するなんて誰に予想できたか?
レイカーズ相手にFGノーミスから30得点以上をマークした選手は、NBA史上でわずか3人しかいない。1967年のウィルト・チェンバレン(FG15/15の32得点)、1999年のカール・マローン(FG12/12の30得点)、そして今回のベイツ・ディオップだ。
そもそもフィールドゴールを1本も失敗せずに30得点超えすること自体が極めて稀。2000年以降だとベイツ・ディオップの他にドワイト・ハワード、ニコラ・ヨキッチ、ドマンタス・サボニス、トーマス・ブライアントの4選手しか達成していない。
スパーズは他に、デリック・ホワイトが23得点、ロニー・ウォーカーが21得点で勝利に大貢献。4ピリオドすべてで30点以上をスコアし、ベンチ得点69-20でレイカーズを大きく上回った。
ステイプルズ・センターのラスト
1999年からレイカーズ/クリッパーズの本拠地だったステイプルズ・センターは、今年の12月25日からクリプトドットコム・アリーナに改名となる。レイカーズは残念ながらステイプルズ・センターとしてのラストゲームを勝利で飾ることができなかった。
この日の試合では、レブロン・ジェームズが36得点、ラッセル・ウェストブルックが30得点とスター2人が奮闘するも、その他に出場した10選手が合計でわずか44得点。開幕前は優勝候補の一角と予想されていたレイカーズだが、シーズン4割を終えた時点で16勝17敗と負け越している。
ボックススコア:「NBA」