キングスが残り5分の18点ビハインドからクリッパーズに大逆転勝利
サクラメント・キングスが、現地26日にステイプルズ・センターで行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦で、終盤の18点差を跳ね返して勝利する大逆転劇を演じた。
第4Q残り5分の時点でクリッパーズの18点リードと、勝負を諦めてもおかしくない時間帯と点差だったが、キングスはここから9連続得点で勢いに乗り、第4Q残り3分で点差を一桁にカット。不意を突かれたクリッパーズはクリス・ポールとブレイク・グリフィンをフロアに戻すも流れは変わらず、一方でキングスはバディ・ヒールドがスティールから2連続スリーを沈めるファインプレーを決め、残り2分で一気に1ゴール差まで迫る。
▼ヒールドの2連続クラッチショット
その後試合は、キングスがクリッパーズのフィールドゴールを0本に抑えながら食い下がると、残り時間3秒にウィリー・コーリー・ステインがファーストブレイクからのプットバックをねじ込みついに逆転。これが決勝点となり、キングスはラスト5分を22-3のランで締めくくって98-97での大逆転勝利を手にした。
キングスは、ダレン・コリソンがチームハイ19得点、ヒールドとアンソニー・トリバーが合計8本のスリーを沈めてそれぞれ15得点をマーク。ESPNによると、残り5分/18点ビハインドからの逆転勝利に成功したのは、過去20シーズンのリーグで今回が2度目だという。
まさかのメルトダウンで敗れたクリッパーズは、デアンドレ・ジョーダンが20得点、11リバウンドを記録。ラスト5分間では1本もフィールドゴールを決めることができなかった。
ボックススコア:「NBA」