キングスのディアロン・フォックスがキャリア初のトリプルダブル達成
長きに渡りドアマットチームと化していたサクラメント・キングスだが、今季は開幕6勝3敗と大健闘している。シーズン好スタートの原動力となっているのは、ブレイクの兆候を見せている2年目ガードのディアロン・フォックスだ。
フォックスは現地11月1日、ステートファーム・アリーナで行われたアトランタ・ホークス戦に先発PGとして34分出場し、31得点、15アシスト、10リバウンドをマーク。得点、アシスト、リバウンドすべてで自己最多を記録し、キャリア初のトリプルダブルを達成した。
この日のフォックスは、FG13本中9本、FT11本中10本と高確率でショットに成功。また15アシストに対してわずか3ターンオーバーとミスも少なく、理想的なTDだったと言える。
ESPNによると、21歳未満で30得点トリプルダブルを達成したのは、レブロン・ジェイムスに次いで、フォックスが史上2人目だという。
今季のフォックスは、9試合で19.0得点、7.8アシストを平均中。身体能力とスピードを活かしたドライブからのフィニッシュはさらに磨きがかかり、またペリメーターでプレッシャーDを仕掛けられた際のパスさばきも非常に良くなった。ポイントガードとして着実に成長している。
この日のキングスは、146-115でホークスに圧勝し、連勝記録を5に更新。キングスが5連勝を達成したのは、2015-16シーズン以来3年ぶりで、さらにホークス本拠地で勝利を収めたのは 2006年以来初だ。
ボックススコア:「NBA」