ニューヨーク・ニックス、背番号23の選手を2人も試合に出してしまう
何とも“ニューヨーク・ニックス的”なハプニングが、現地26日のフィラデルフィア・76ers戦で起こってしまった。
第1Q中盤、審判が異変に気付いた。ニックス側に、23番の背番号を付けた選手が2人もフロアに立っていたのだ。
ウィークサイドのベースラインに23番が2人いる。背番号がかぶってしまったのは、先発出場したミッチェル・ロビンソンとレジー・ブロックだ。
2人のもともとの背番号は、ロビンソンが23番で、ブロックが25番。なのでユニフォームに問題があったのはブロックだった。
中継で試合を見ていたファンはもう少し早いタイミングでハプニングに気付いたようだが、フロア視点でゲームを追う現場の選手やレフリーにしてみれば分かりづらいところだろう。
さらに、プリントミスを気付きにくくしていた要素がもう一つある。この日のブロックのユニフォームは、後ろの背番号は間違っていたものの、表はちゃんと本来の25番だったのだ。
審判から背番号の間違いを指摘されたブロックは、すぐにユニフォームを新品に変更。そのまま一時ベンチに下がることとなった。
こんなハプニングは初めて見た気がする。
なおこの日のニックスは、ハーフタイムまで76ers相手に食い下がる善戦を見せるも、後半に入ってから大失速し、89-109で惨敗。今季開幕2連敗を喫した。
ボックススコア:「NBA」