ニューヨーク・ニックスが2013年以来8年ぶりの9連勝達成!
ニューヨーク・ニックスの勢いが止まらない。
ニックスは現地24日、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたホームゲームでトロント・ラプターズを120-103で撃破。連勝を9に伸ばし、シーズン34勝27敗でイースト4位を維持した。
ニックスが9連勝を達成するのは、2013年3月~4月の13連勝以来8年ぶりだ。2012-13シーズンは、ニックスが最後にプレイオフに進出した年。レギュラーシーズンのラスト18試合を16勝2敗の好成績で終えてイースト2位に浮上し、ポストシーズンではカンファレンス・セミファイナルまで勝ち進んでいる。
この日のニックスは、ジュリアス・ランドルが31得点/10リバウンド、RJ・バレットが25得点/12リバウンド、デリック・ローズが19得点/7アシストで大活躍。
先週にキャリア初のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出を果たしたばかりのランドルは、今週も平均29.0得点、10.3リバウンド、4.7アシストと好調を維持し、チームを週間3勝0敗に牽引。2週連続での受賞も十分にあり得るだろう。
ついに万年ドアマットチームの汚名を返上しつつあるニックス。今シーズンは、ランドルやバレットの躍進に加え、チームのディフェンス力アップが顕著だ。
今季ニックスは、ディフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの失点)でリーグ4位の107.8点を記録中。トム・シボドーHCがこれまでに指揮してきたチームと同じく、ピック&ロールへの対応やペイントエリアの封鎖に長けており、相手チームになるべくロングツーを打たせるように仕向けるのが上手い。
今のニックスには、“オールディフェンシブチーム”レベルのディフェンダーはいないかもしれないが、チーム一丸となってシボドーHCの守備戦略を的確かつスマートにこなすことで、今季トップクラスの守備力を維持している。
ボックススコア:「NBA」