今世紀のNBAファイナルはコービー、ダンカン、ウェイドの誰かが必ず出場している
厳密に言えば1999年から。過去16年のNBAファイナルには、コービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ドウェイン・ウェイドのいずれかの選手が必ず出場を果たしてきた。3人とも1つのフランチャイズで長年にわたりリーグを支え続けてきた、現世代のレジェンドたちだ。
それぞれのファイナル出場回数は、コービーのレイカーズが7回(5回優勝)、ダンカンのスパーズが6回(5回優勝)、ウェイドのヒートが5回(3回優勝)。ファイナルMVPの獲得数は、ダンカン3回、コービー2回、ウェイド1回となっている。この間にレイカーズとスパーズ以外でウェストを勝ち抜いたチームは、マブス(2006、2011)とサンダー(2012)しかいない。
▼1999~2014年NBAファイナル
| 優勝 (2位) |
ファイナルMVP | |
| 2014 | スパーズ (ヒート) |
カワイ・レナード |
| 2013 | ヒート (スパーズ) |
レブロン・ジェイムス |
| 2012 | ヒート (サンダー) |
レブロン・ジェイムス |
| 2011 | マブス (ヒート) |
ダーク・ノビツキー |
| 2010 | レイカーズ (セルティックス) |
コービー・ブライアント |
| 2009 | レイカーズ (マジック) |
コービー・ブライアント |
| 2008 | セルティックス (レイカーズ) |
ポール・ピアース |
| 2007 | スパーズ (キャブス) |
トニー・パーカー |
| 2006 | ヒート (マブス) |
ドウェイン・ウェイド |
| 2005 | スパーズ (ピストンズ) |
ティム・ダンカン |
| 2004 | ピストンズ (レイカーズ) |
チャウンシー・ビラップス |
| 2003 | スパーズ (ネッツ) |
ティム・ダンカン |
| 2002 | レイカーズ (ネッツ) |
シャキール・オニール |
| 2001 | レイカーズ (76ers) |
シャキール・オニール |
| 2000 | レイカーズ (ペイサーズ) |
シャキール・オニール |
| 1999 | スパーズ (ニックス) |
ティム・ダンカン |
▼3選手のキャリアプレイオフスタッツ
| コービー | ダンカン | ウェイド | |
| 試合数 | 220 | 234 | 152 |
| 出場時間 | 39.3分 | 38分 | 38.9分 |
| 得点 | 25.6 | 21.3 | 22.9 |
| アシスト | 4.7 | 3.1 | 5.1 |
| リバウンド | 5.1 | 11.7 | 5.3 |
| ブロック | 0.7 | 2.3 | 1.0 |
| スティール | 1.4 | 0.7 | 1.6 |
| FG% | 44.8% | 50% | 47.8% |
▼コービー、2009年ファイナル
▼ダンカン、2005年ファイナル第7戦
▼D.ウェイド、2006年ファイナル
今シーズンは、この3チームからすでにレイカーズが撃沈している。ヒートも残り3試合でプレイオフ圏内から1.5ゲームビハインドと望みは薄く、チャンスがあるのはスパーズだけだ。今年こそついに連続記録は途切れてしまうのか?もう少しだけ続いてくれることを願いたい。
Image by Keith Allison/Flickr
参考:「Reddit」



