レブロンがアンソニー・デイビスに背番号23を譲る
まだ正式には成立していないが、来季からはオールスターのアンソニー・デイビスがロサンゼルス・レイカーズの一員となる。
デイビスはペリカンズでの7シーズンを通して背番号23番を着用してきた。だが新天地のレイカーズでは、23番は大先輩でありNBAの顔であるレブロン・ジェイムスのもの。デイビスはリーグトップクラスのスーパースターだが、キャリア実績や人気ではまだレブロンに遠く及ばない。
背番号がかぶってしまう場合、本来なら新加入する選手が番号を変更するところだが、そこでレブロンは器の大きさを見せた。Yahoo SportsのChris Haynes記者によると、レブロンはキャブスとレイカーズでの合計12シーズンで背負った愛着のある「23番」を次期フランチャイズスターのデイビスに譲るつもりだという。
これはレブロンがデイビスの加入を心から歓迎するというジェスチャーであり、Yahoo Sportsによれば、デイビスもレブロンの粋な計らいを喜んでいるという。
今のところレブロンが次の背番号に何番を選ぶのかは不明だ。
レイカーズでは、コービー・ブライアント(8と24)、ウィルト・チェンバレン(13)、エルジン・ベイラー(22)、ゲイル・グッドリッチ(25)、マジック・ジョンソン(32)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(33)、シャキール・オニール(34)、ジェームズ・ウォージー(42)、ジェリー・ウェスト(44)、ジャマール・ウェルクス(52)が永久欠番となっているので、それ以外から選ばなくてはならない。
レブロンはマイアミ・ヒートでの4年間で6番を着用していたので、再び6番に戻るだろうとの見方が強く、レブロン自身もそれを匂わせるツイートをしていた。
https://twitter.com/KingJames/status/1144426801667571712
レブロンのレイカーズ移籍が決まった時も、6番と23番のどちらを選ぶのかに注目が集まった。個人的には、キャブスでのレブロンは「23」、その他は「6」というのが好ましい。生まれ故郷であるクリーブランドの外では背番号が変わるというのが傭兵っぽくてカッコいいと思う。
参考記事:「Yahoo Sports」