リラードが47得点もマブスに敗北、試合後に審判に苦言
3日前のウォリアーズ戦でキャリアハイ61得点を記録したばかりのデイミアン・リラードが、47得点で再び大活躍。だが勝利には遠く及ばなかった。
NBAでは現地23日、モダ・センターでダラス・マーベリックスとポートランド・トレイルブレイザーズが対決。マブスがリラードの爆発的なスコアリングパフォーマンスを抑え、133-125で快勝を収めた。
スリー合戦
この日の試合では、両チームの合計で43本のスリーポイントショットに成功。これはNBA最多記録タイの本数となる。マブスが47本中22本、ブレイザーズが39本中21本を決めた。
ブレイザーズでは、スリー成功22本中8本がリラードによるもの。特に第1Q序盤と第3Q中盤の連続スリーが凄まじかった。
審判に激怒
すでに勝敗が決していた第4Q残り13秒、リラードにテクニカルファウルが与えられる。リラードが試合中のノーコール判定に激しく抗議したためだ。
リラードは試合後、審判に対して「侮辱だ」と強い口調で苦言を呈している。
「13点ビハインドで迎えた残り4分、僕がリバース・レイアップを狙った際に頭を叩かれた。審判はすぐそこにいた。だから僕は『なぜファウルをコールしなかったのか?』と審判の1人に詰め寄った。すると彼は『我々審判は3人とも、君からディフェンダーに身を乗り出したと判断したから』と説明したんだ。これは侮辱だろ?頭を叩かれたんだぞ。こんな説明ではフラストレーションが溜まるよ」
リラードは滅多にフロップしない。だからなのかは分からないが、この日の試合に限らず、リラードがリムを攻めた際にコンタクトがあっても笛が鳴らないケースが多いような気もする。元チームメイトのメイヤーズ・レナードもそう感じたようだ。
「デイムに対するリスペクトが足りない…。彼がリムを攻めてもファウルコールされない場合がとても多い」
– メイヤーズ・レナード
試合に勝利したマブスは、ルカ・ドンチッチが27得点/9アシストで活躍。復帰2戦目のクリスタプス・ポルジンギスは25分の出場で20得点をあげた。
▼オールスター2020の先発選出
一方で敗れたブレイザーズはリラードの他、新加入のトレバー・アリーザが21得点で奮闘した。
ボックススコア:「NBA」