デイミアン・リラードが60得点でブレイザーズの球団新記録を樹立
NBA史上27人目の60点ゲーム達成者誕生だ。
ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが現地8日、モダ・センターで行なわれたブルックリン・ネッツ戦で60得点をマーク。1試合の自己最多得点記録と球団最多得点記録を同時に塗り替えた。
この日のリラードは、40分の出場で33本中19本のフィールドゴールと15本中15本のフリースローに成功。
同日の試合は、ネッツが119-115でブレイザーズに勝利しており、リラードにとって新記録樹立を素直に喜べない結果に終わった。
2000年以降のNBAでは合計で19回の60点ゲームが達成されたが、それが敗戦に終わったのは2017年3月のデビン・ブッカー(70得点)、2018年11月のケンバ・ウォーカー(60得点)に次いで、今回のリラードが3回目となる。
勝利したネッツは、スペンサー・ディンウィディが34得点、カイリー・アービングが33得点をマーク。敗れたブレイザーズはリラードの他、アンファニー・サイモンズが15得点、ハッサン・ホワイトサイドが10得点/15リバウンドのダブルダブルで奮闘した。
なお同日には、ゴールデンステイト・ウォリアーズのディアンジェロ・ラッセルがOTに及んだミネソタ・ティンバーウルブズ戦でキャリアハイ52得点をあげるも、リラードと同じく試合には敗北。ESPNによれば、同じ日に50得点以上が複数記録されるのは、2005年12月23日のアレン・アイバーソン(53得点)とビンス・カーター(51得点)以来初だという。
ボックススコア:「NBA」