デビン・ハリスを1 on 1で負かしたジーンズ姿のイギリス人ストリートボーラー
以下は、7年ほど前にYouTubeで大きな話題になった映像。当時ニュージャージー・ネッツ在籍で、イギリスを訪問していたガードのデビン・ハリスが、スチュアート・タナーという名のロンドンのストリートボーラーと1 on 1で対決した。
プレーヤーとして全盛期を迎えようとしていた当時のハリスを相手に、タナーはVネックセーターにジーパンというスポーツに適さない格好でマッチアップ。フェイダウェイ・ジャンプショットで先制点を決めると、続いて見事なボールハンドリングから股抜きドリブルでハリスをかわし、リバースレイアップを成功させた。
2本目を決めた後にタナーが走り去ってしまったので勝負は終わりとなったが、もしこのまま10点先取くらいまで続けていたなら、恐らくハリスが圧勝していただろう。とはいえ、NBAのガードをきれいに抜き去ってからレイアップを決めるというのはすごいことだ。ハリスもカメラに向かって、「すごく速かったよな。やられたよ。ネッツは今夜中に彼と契約すべきかもしれない」と清々しいコメントを残した。
ハリスはこの勝負で大切な教訓を学んだという。
「いつもなら相手の動きを読むのは得意だけど、あんなにも速く展開するなんて予想外だった。何が起こったのかよくわからなかったよ。でも僕は重要な教訓を学ぶことができた。『誰が相手でも甘く見てはいけない』」
– デビン・ハリス(via MVP247)
タナーとの1 on 1が少しでも影響したのかどうかはわからないが、ハリスは翌2008-09シーズンに大きく躍進し、キャリアハイの21.3得点、6.9アシスト、1.7スティールを平均している。
Photo: Mark Runyon | BasketballSchedule.net
Video:「YouTube」