ルー・ウィリアムズ、ロケッツデビュー戦で27得点
ロサンゼルス・レイカーズからヒューストン・ロケッツへとトレード移籍したばかりのルー・ウィリアムズが、現地23日に行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦でさっそく大活躍を見せ、チームハイの27得点を獲得。ロケッツが129-99で圧勝し、同じくデマーカス・カズンズの移籍後初試合だった新生ペリカンズの出鼻をくじいた。
この日のウィリアムズは、ベンチから25分の出場で11本中7本のスリーに成功。ロケッツは他に、3Pコンテスト王者のエリック・ゴードンが19得点、ジェイムス・ハーデンが13得点/14アシストをあげ、チーム合計でスリー20本、28アシストを記録している。
キングスは、ホームで大敗を喫したものの、カズンズが27得点、14リバウンド、5アシスト、5スティール、4ブロックとあと一歩で5×5の上々なデビュー戦パフォーマンス。さらに今季オールスターMVPのアンソニー・デイビスが29得点、カズンズと共に新加入のオムリ・カスピが12得点をマークしたが、二桁得点に達したのはこの3選手のみで、チーム全体で20ターンオーバーを出してしまった。
「(新チーム結成から)最初の試合で優勝するなど誰も思っていない。ポテンシャルは感じているし、改善すべき点もわかっている。ヒューストンは素晴らしいチームで、とても熟練したチームだ。彼らにはアイデンティティがあり、僕たちもそれを見つけようとしている。段階を踏まなくてはならない。がむしゃらに取り組む必要がある」
– デマーカス・カズンズ
▼カズンズのペリカンデビュー
カズンズはオフェンス面では問題なさそうだが、ロケッツのハイペースなスタイルに苦戦していた印象で、またピック&ロールの守備でもミスコミュニケーションから切り崩されるような場面が度々見られた。やはりペリカンズがフルポテンシャルを発揮できるまでにはもう少し時間がかかりそうだ。
ボックススコア:「NBA」