マジックとネッツがプレイオフ進出確定
イースタンカンファレンスのプレイオフ出場枠が7つまで埋まった。
NBAでは現地7日、ブルックリン・ネッツがインディアナ・ペイサーズとのロードゲームに108-96で勝利し、シーズン成績を41勝40敗に更新。9位タイのホーネッツとヒートに2.5ゲーム差を付け、今季ポストシーズン進出を確定させた。ネッツがプレイオフに出場するのは2015年以来4年ぶりとなる。
ドラフト1巡目指名権を4つ放出した2013年夏のトレードの影響で、再建の目途がまったく立たない泥沼にはまっていたネッツ。まだしばらく暗黒時代が続くかと思われていたが、ここ数年の見事な人事と選手育成により、予想よりも遥かに早く勝率5割+プレイオフチームへと再浮上した。
▼ハイライト
https://twitter.com/BrooklynNets/status/1115238118234308608
また同日には、オーランド・マジックが敵地TDガーデンでボストン・セルティックス相手に大金星をあげ、ネッツと同じシーズン41勝40敗でポストシーズンの椅子を獲得。マジックがプレイオフに出るのは、ドワイト・ハワードが球団の顔だった2011-12シーズン以来7年ぶりとなる。
さらにこの日のマジックは2009年以来初のディビジョン優勝も確定。試合後、シーズンを通してチームを引っ張ったオールスターのニコラ・ブーチェビッチはTwitterで「オーランド、やったぜ!!!」とキャリア初のプレイオフ進出を喜んだ。
8位シードを3チームが争う
これで今季イーストのプレイオフスポットは残り1つ。8位のデトロイト・ピストンズ、9位のシャーロット・ホーネッツとマイアミ・ヒートの3チームが最後の椅子を争うことになった。
それぞれのチームの現状は以下の通り:
- ピストンズ(39勝41敗):残り2試合(MEM、NYK)。他の2チームから1ゲームのリード。ヒートに対してタイブレーカーを有しているが、ホーネッツにはシーズン0勝4敗で負け越している。ここから2連勝するか、もしくは1勝をあげてホーネッツが1敗した時点でプレイオフが確定
- ホーネッツ(38勝42敗):残り2試合(CLE、ORL)。ピストンズとヒートの両チームに対してタイブレーカーを保持。最終成績でピストンズと並べば、ホーネッツがプレイオフに進む
- ヒート(38勝42敗):残り2試合(PHI、BKN)。ピストンズとホーネッツの両チームにタイブレーカーを奪われている上に、残りのスケジュールが最もタフ。自身が1敗するか、もしくはピストンズが1勝した時点で敗退が決まる
最も厳しい状況に立たされているのはヒート。最後にもう一度プレイオフの舞台に立つドウェイン・ウェイドの姿を見たかったが、極めて難しそうだ。
順位表:「ESPN」