マブスがセス・カリー放出でジョシュ・リチャードソンを獲得
ダラス・マーベリックスが現地18日、フィラデルフィア・76erとのトレードでガードのジョシュ・リチャードソンを獲得したことを発表した。
マブスはこのトレードでリチャードソンを獲得する代わりに、リーグ屈指のシューターであるセス・カリーを放出。76ersはリチャードソンと共に、今年のドラフト36位指名権(タイラー・ベイ)をマブスに譲渡している。
今回のトレードは、双方がそれぞれのニーズを補うウィンウィンな取引だったと思う。
まず76ersとしては、昨季の弱点だったシューティングを大幅に補強。昨季のセス・カリーはスリー成功率45.2%という驚異的な数字を記録し、キャリア3P成功率では44.3%で歴代2位に浮上している。
▼キャリアハイ37得点
しかもセス・カリーは、年俸800万ドルで残り3年ギャランティという超リーズナブルな契約だ。
さらに同日のシクサーズは、OKCとのトレードでダニー・グリーンを獲得。一夜にして、キャリア成功率40%超えのスリーポイントシューターを2人もロスターに加えた。
一方のマブスは、今回のトレードでウィングのディフェンス強化に成功。カリーのシュート力を失うのは痛いが、リチャードソンは守備力に長けたオールラウンドなウィング選手であり、オンボールでのプレイメイクもこなせる。3Pショットもキャリア36.3%とリーグ平均以上だ。
またリチャードソンは、マブスエースのルカ・ドンチッチが16歳の頃から付き合いがあるらしく、一緒にワークアウトした経験もあるとのこと。ケミストリーの面でも問題なくマブスにフィットできるだろう。
ソース:「Mavs」