ヒートがアデトクンボを13得点に封じ込めバックスを撃破
とりあえず今季中にゴールデンステイト・ウォリアーズの73勝記録が塗り替えられることはなくなった。
NBAでは現地2日、マイアミ・ヒートとミルウォーキー・バックスがアメリカン・エアラインズ・アリーナでシーズン2度目の対戦。ヒートが素晴らしいチームディフェンスで主導権を握って105-89で快勝を収め、バックスに今季9敗目を与えた。
バックスが90点に届かなかったは、2019年2月9日のオーランド・マジック戦以来で今季初。今シーズンのバックスから2勝をあげたチームは、今のところヒートのみだ。
バムの守備
この日のヒートは、見事なローテーションとヘルプ守備で、昨季MVPのヤニス・アデトクンボをシーズン最少となる13得点に封じ込めることに成功。特にバム・アデバヨの健闘ぶりが印象的だった。
オフェンス面ではFG16本中5本と苦戦したアデバヨだが、ディフェンス面ではオンボールからヘルプまでオールラウンドに大活躍。ESPNによると、アデトクンボはアデバヨにガードされたポゼッションでFG10本中わずか1本成功に終わっているという。
この日のアデバヨは、アデトクンボのマンツーマンやヘルプDだけでなく、シューターへのクローズアウトなども満点。外でクリス・ミドルトンにスイッチした際もいい仕事をした。ビッグマンがペリメーターでこれだけ機敏に動き回りつつ、リムをしっかりと守る姿は、全盛期のケビン・ガーネットを少し彷彿させる。
ボックススコア:「NBA」