ブルックリン・ネッツとユタ・ジャズがプレイオフ2021進出確定
ブルックリン・ネッツが現地27日、アマリー・アリーナで行われたトロント・ラプターズ戦に116-103で勝利し、今季成績を42勝20敗に更新。
さらに同日には、ボストン・セルティックスとシャーロット・ホーネッツが敗北したことにより、ネッツのシーズン6位以上が確定。今季イースト1番乗りでプレイオフ出場を決めた。
これでネッツは3年連続でポストシーズン進出。過去2年は第1ラウンド敗退に終わったが、今年はケビン・デュラント、ジェイムス・ハーデン、カイリー・アービングのビッグスリーを有するスーパーチームとして優勝の最有力候補と見られている。
今季のネッツは、レギュラーシーズン10試合を残した時点で、球団史上最高となる勝率67.7%(通常の82試合シーズンなら56勝ペース)。KD、ハーデン、カイリーのビッグスリーが合計わずか7試合しか一緒にプレイしていないにもかかわらず、これだけの好成績を記録したことを考えると、このチームのポテンシャルは計り知れない。
ポストシーズンに向けたネッツの課題は、まず何よりもスター選手のコンディション調整。そして次に1位シードの維持だ。
今年のイースタンカンファレンスは、ネッツ、76ers、バックスの3強状態。カンファレンス準決勝でお互いとの衝突を避けるためにも、首位獲得は極めて重要となる。
現在イーストは、ネッツが76ersに対して1.5ゲーム、バックスに対して3.5ゲームのリード。ネッツは残り10試合中6試合が勝率5割以上のチームとの対戦と、やや厳しめのスケジュールだ。特に5月3日と5日に行われるバックスとの2試合連続ロードゲームは、タイブレークを左右する大事なゲームとなる。
▼ラプターズ戦ハイライト
一方でウェスタンカンファレンスでは、2日前にユタ・ジャズ(44勝17敗)のプレイオフ進出が確定。ただジャズは、ここ2試合でウルブズに連敗を喫し、2位のサンズ(43勝18敗)から1ゲーム差、3位のクリッパーズ(43勝20敗)から2ゲーム差まで迫られている。
今季ウェストのプレイオフは、レイカーズがどの順位で終わるかがカギとなりそうだ。
ボックススコア:「NBA」