【ハイライト】ディフェンダー3人の間をすり抜けるニコラ・ヨキッチの神パス
こちらは、現地22日に行われたデンバー・ナゲッツ対サンアントニオ・スパーズ戦からのワンシーン。
得点やアシストといったスタッツとしてカウントされないプレイなので、“ハイライト”と呼ぶべきかは分からないが、第2Q終盤に2021MVPのニコラ・ヨキッチが少し常識外れのパスを放つ。
▼このパスが通ると思える感性が凄い
ローポストから逆サイドのコーナーへワンハンドのクロスコートパス。完全にスパーズ守備の意表をついたもので、パスの軌道にいた選手たちも反応できていない。ボールを受けたチームメイトのマイケル・ポーターJr.ですら驚いている様子で、総立ちしたナゲッツベンチのリアクションからこのパスの凄さをうかがえる。
ペイントエリアをまたぐクロスコートパスは、インターセプトされる可能性が高いリスキーなプレイ。そこにパスレーンを瞬時に見出せるヨキッチはさすがだ。
なお同日のヨキッチは、32得点、16リバウンド、7アシストを記録し、ナゲッツを102-96での勝利に牽引。試合後、スパーズのグレッグ・ポポビッチHCはヨキッチのスキルについて「まるで7フットのラリー・バード。彼のパスセンスとフロアを読む能力は素晴らしい」と大絶賛している。
敗れたスパーズは、東京オリンピックでチームUSAの一員として経験を積んだケルドン・ジョンソンが27得点で奮闘した。
ボックススコア:「NBA」