ビクター・オラディポ、第7戦敗北の16分後に専属トレーナーに連絡 「練習再開はいつ?」
2018プレイオフでは第1ラウンドでの敗退となったものの、昨季イースト王者のクリーブランド・キャバリアーズをギリギリまで追い詰めたインディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポ。7試合に及ぶ死闘を終えたばかりだが、すでに気持ちは来季に向いているようだ。
オラディポのトレーナーを務めるデイビッド・アレクサンダー氏は、キャブスとのシリーズ第7戦後にオラディポから送られてきたというテキストメッセージを自身のインスタグラムに公開。終了のブザーからわずか16分後、バスケットボール人生で最も大きな試合を戦った直後にもかかわらず、そこには「いつトレーニングを始める?レベルアップしたい。その準備はできているよ」という衝撃的な内容が記載されていたという。
昨年のオフシーズンに、ポール・ジョージのトレードでサンダーからペイサーズへと移籍したオラディポは、今季レギュラーシーズン75試合で23.1得点、5.2リバウンド、4.3アシスト、2.4スティール(リーグ首位)を平均。リーグトップクラスのツーウェイ・プレイヤーへと大躍進を遂げ、オールスター初選出を果たした他、再建モード突入かと思われていた今季ペイサーズをイースト5位の好成績に導いた。
プレイオフでは、キャブスからの徹底マークに苦戦し、第1戦以降はやや精彩を欠いていたが、崖っぷちに立たされた第6戦では28得点のトリプルダブル、さらに第7戦ではチームハイの30得点と、立派にエースとしての仕事を務めた。
オラディポは2018年MIP最有力候補になると見られており、また多くのNBAジャーナリストがオールNBAチーム、並びにオール・ディフェンシブ・チームに選出している。来季以降の活躍が凄く楽しみな選手だ。
参考記事:「SB Nation」