パウ・ガソルがキャリア10回目のトリプルダブル
サンアントニオ・スパーズのパウ・ガソルが現地23日、ゴールデン1センターで行われたサクラメント・キングス戦に30分出場し、14得点、11リバウンド、10アシストをマーク。キャリア10回目のトリプルダブルを達成し、チームの勝利に大貢献した。
ガソルがトリプルダブルを記録したのは、シカゴ・ブルズに在籍していた2016年3月のバックス戦以来で、今回がキャリア通算10回目。スパーズの選手としては、2014年12月のティム・ダンカン以来初となる。
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ガソルは、ハイポストからゴール下へのパスやシューターへのスイングパスでアシストを稼ぎつつ、自らもイン/アウトの両方から高確率でショットに成功。さらにこの日は、試合開始からスリーとロングツーを連続で決めたラマーカス・オルドリッジが29得点/10リバウンドのダブルダブルをマークし、カワイ・レナードとダニー・グリーンが不在だったチームを牽引した。
スパーズ(23勝11敗)はガソルとオルドリッジの他にも、マヌ・ジノビリが15得点、デジョンテ・マレーが13得点/7リバウンド/6アシストで貢献。直近2試合では、チーム合計のターンオーバー数がアシスト数以上というレイジーなパフォーマンスが続いていたが、この日のキングス戦では、29アシストに対してわずか8ターンオーバーと、スパーズらしさを発揮できた。
敗れたキングスは、バディ・ヒールドが24得点、ウィリー・コーリー・ステインが22得点/11リバウンド、ボグダン・ボグダノビッチが15得点と、若手が活躍。この試合では、ビンス・カーターが欠場していたため、ジノビリとのリーグ最年長40歳対決が実現しなかったのが少し残念だ。
ボックススコア:「NBA」