ピアースとレイ・アレンが中国のエキシビジョンゲームで対戦
ボストン・セルティックスで共にNBA制覇を成し遂げたポール・ピアースとレイ・アレンが、現地10日に中国の上海で開催されたエキシビジョンゲーム「2017 Super Penguin Basketball Celebrity Game」に参加。この2人が選手としてフロアをシェアするのは、2014年5月のネッツ対ヒート戦(イーストセミファイナル第5戦)以来で約3年半ぶりとなる。
この日のピアースとアレンは、別々のチームのリーダー/コーチとして紅白戦に出場。今年で42歳となったアレンが豪快にワンハンドダンクを叩き込んだ他、試合終了間際にはアレンとピアースが連続でスリーを決め合うなどして、現地のファンたちを沸かせた。
2015年のESPNのインタビューによれば、ピアースとアレンはセルティックス時代からそれほど親しかったわけではなく、特にアレンがヒートへと移籍して以降は1度も言葉を交わさなかったとのこと。今年の5月にTNTの番組で2008年のチャンピオンシップメンバーが集まった際にも(ピアース、KG、ロンド、ドック・リバース、グレン・デイビス)、アレンは参加していない。
だが2人とも引退した今ではお互いに歩み寄ろうとしている様子で、中国での試合の前には、ピアースがインスタグラムに「和解」というキーワードと共にアレンとのツーショット写真を公開していた。
「たとえ何があろうとも、僕たちは決して壊れることのない強い絆を築いた」
– ポール・ピアース
来年の2月11日には、セルティックスのホームゲームでピアースの永久欠番式が執り行われる。もしかすると、そこでビッグ3が再び手を取り合う姿が見れるかもしれない。
参考記事:「CBS Sports」