ペリカンズがシーズン初勝利!!
ニューオリンズ・ペリカンズが現地10日、ブラッドリー・センターで行われたミルウォーキー・バックス戦に112-106で勝利。開幕9試合目にして、ついに初白星を手にした。これで今季0勝のチームは、フィラデルフィア・76ersだけとなる(0勝7敗)。
「ほっとしているよ。未勝利のままシーズンの10試合目を迎えたくはないからね。勝利を手にし、そしてやるべきことをやれば良いチームを倒せるということを知ることができた」
– アルビン・ジェントリーHC
この日の試合は、第2Q中盤に逆転に成功したペリカンズが、そのまま最後までリードを維持。一時は15点差を奪いながらも、第4Q残り時間40秒で2点差まで迫られるピンチを迎えたが、そこから4本のフリースローをきっちりと沈め、バックスの追い上げを振り切った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
NOP | 26 | 35 | 27 | 24 | 112 |
MIL | 27 | 27 | 27 | 25 | 106 |
ペリカンズは、アンソニー・デイビスが32得点、8リバウンド、4ブロックでチームを牽引。イートワン・モアが20得点、ティム・フレイジャーが15得点、10アシストでそれぞれ大貢献している。
今季のデイビスは、9試合でリーグ3位の31.0得点、リーグ8位の11.0リバウンド、リーグ1位の3.1ブロックを平均。MVP級のパフォーマンスながら、ペリカンズは完全なワンマンチーム状態で、開幕8連敗という辛いスタートとなったが、バックス戦ではチームメイトたちがステップアップし、ようやく初勝利をつかみ取った。
「この勝利には、チーム全員の力が必要だった。イートワンは第3Qに良いプレーをし、ティムは大事なプレーを決めた。バディはショットを沈め、オマーも良いプレーをした。皆の努力の成果だ。これからも力を合わせながら、お互いのためのプレーを続けなければならない」
– アンソニー・デイビス
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4勝4敗となったバックスは、ジャバリ・パーカーがシーズンハイの33得点、9リバウンドを記録。ヤニス・アデトクンボが17得点/10リバウンド、マシュー・デラベドバが7得点/12アシストをあげている。
なお、昨季はウォリアーズの開幕連勝記録(24連勝)を止めたバックスだが、今季はマブス(5連敗)とペリカンズ(8連敗)の連敗記録を終わらせたチームとなった。
ボックススコア:「NBA」