17年ぶり!!ラプターズがシリーズ第1戦に勝利
ラプターズがついに呪縛を解き放った。
トロント・ラプターズは現地14日、エア・カナダ・センターで行われたワシントン・ウィザーズとの2018プレイオフ第1ラウンド初戦に114-106で勝利。ラプターズが第1戦に勝利したのは、ビンス・カーターがいた2001年のカンファレンスセミファイナル以来初で17年ぶりとなる。
序盤から両チームとも高確率でショットを決め、リードチェンジを繰り返す大接戦となったシリーズ第1戦でのラプターズは、3点ビハインドで迎えた第4Q残り10分から、デロン・ライトやC.J.・マイルズらセカンドユニットが奮闘して、21-6のランを展開。残り時間3分30秒で12点差を付けて、一気に主導権を握ると、そのまま最後までリードを死守した。
上々のスタートを切ったラプターズは、サージ・イバカがチームハイ23得点/12リバウンドのダブルダブル、デロン・ライトが18得点、3スティールをマーク。デマー・デローザンとカイル・ラウリーが合計で28得点に終わったものの、ロールプレイヤーたちがステップアップして勝利をものにする、とても今季ラプターズらしいゲームだった。この日はセカンドユニットのキープレイヤーであるフレッド・バンブリードが欠場していたが、それでもベンチ得点では42-21でウィザーズを上回っている。
▼ライトは第4Qをフル出場
スコアリングでやや精彩を欠いていたデローザンとラウリーだが、2人ともプレイメイクで貢献し、ラウリーが9アシスト、デローザンが6アシストを記録。以前は苦手だったトラップディフェンスにも上手く対応して素早くボールをさばき、また守備面ではラウリーがジョン・ウォールに対して素晴らしいディフェンスを見せた。
敗れたウィザーズは、ジョン・ウォールがFG20本中6本成功とシューティングに苦戦しながらも、23得点、15アシストのダブルダブルをマーク。シリーズ第2戦は、現地17日に再びトロントで行われる。
ボックススコア:「NBA」