クリッパーズのサージ・イバカ、腰の手術で残りプレイオフ欠場へ
ウェスト準決勝で0勝2敗の苦境に立たされているロサンゼルス・クリッパーズに非常に残念なニュースだ。
クリッパーズは現地11日、センターのサージ・イバカが腰の手術を受けたことを発表。今季ポストシーズンの残り試合を欠場することになるという。
イバカ自身も手術後に自身のTwitterを更新。ファンへの感謝の気持ちと来季に向けた意気込みを綴っった。
「コートに立ってチームメイトを助け、クリッパーズ・ネーションのために優勝を目指す。僕がそれ以上に求めるものはない。すごくタフなシーズンだった。プレイオフまでに復帰できるよう懸命に努力したが、怪我が障害となってしまうこともある。健康は優先すべきだ。応援してくれたみんなに感謝している。今後はチームをサポートしながら健康状態を取り戻し、来季への準備に取り掛かりたいと思う」
2020-21シーズンのイバカは、レギュラーシーズン41試合の出場で11.1得点、6.7リバウンド、1.1ブロックを平均。
今季開幕当初から腰からくる神経痛に悩まされていたらしく、薬で誤魔化しながらプレイを続けたそうだが、オールスターブレイク直後の3月15日に限界がきて戦線離脱。2カ月の休養の後に復帰し、マブスとの第1ラウンドシリーズでも第1~2戦に出場したが、そこで怪我が悪化して再びアクティブロスターから外れることとなった。
今季ポストシーズンでクリッパーズのキーピースの1人になるはずだったイバカ。クリッパーズのスモールラインアップは、イバカのようにリムを守りながらロールもできるストレッチ5がいてこそ理想的な形となる。
イバカ離脱後は、ニコラス・バトゥームがセンターに入ってファイブ・アウトのオフェンスを展開しているが、それだとやはりインサイト守備とリバウンドが少し頼りない。ユタ・ジャズとのシリーズでは、イバカのスキルセットは重宝されたはずだ。
参考記事:「ESPN」