シェーン・バティエ、ヒートのアナリティクス部門ディレクターに就任
2012年と13年にマイアミ・ヒートの一員としてリーグ2連覇に大貢献したシェーン・バティエが、今後は選手を育てる側として古巣で活躍することとなる。
ヒートは現地16日、バティエが選手育成/アナリティクス部門のディレクターに就任することを発表。チームのプレスリリースによると、バティエの主な仕事内容は、「カレッジ選手やFA、ヒート在籍中の選手を含むタレントを評価するためのアナリティクス環境を構築」することだという。
「シェーンはヒートが掲げるプログラムにとって良い手本になると確信している。彼は、我々が選手やスタッフに求める理想を体現している。彼のバスケットボールに関する知識と経験は、球団にとって大きなプラスになるだろう。シェーンは形にとらわれない考え方の持ち主であり、我々に斬新な専門知識をもたらし、球団の発展を手助けしてくれるはずだ」
– パット・ライリー
バスケットボールIQが高く守備に強い理想のロールプレイヤーとして活躍したバティエは、キャリア13シーズンで8.6得点、4.8リバウンド、3P成功率38.4%を平均。アドバンスドスタッツなどのビッグデータから対戦相手の得手不得手を細かく分析するアナリティクスを自身のプレイ向上(特にディフェンス)にいち早く取り入れていた選手で、引退後も各地でバスケットボール・アナリティクスのセミナーを開くなどしている。
▼バティエvsコービー
Photo: Mark Runyon | BasketballSchedule.net
参考記事:「Heat」