スプラッシュブラザーズがスリー17本成功で68得点/16アシスト
ここ2試合でのステファン・カリーが完全にゾーンに入っている。
1月28日のクリッパーズ戦で43得点をマークした後、1試合の欠場を経て2月1日のシャーロット・ホーネッツ戦に臨んだカリーは、最初のピリオドだけで6本のスリーを沈める絶好調のスタートを切ると、第2Q以降もシューティングタッチを維持。第3Q終了までに合計15本中11本の3Pを成功させて、フリースローアテンプトが0本ながら、30分の出場時間でゲームハイの39得点をあげ、チームを126-111での圧勝へと導いた。
カリーが1試合に11本以上のスリーを成功させるのは、これでキャリア5回目となる。
今シーズン序盤は、新加入のスーパースターであるケビン・デュラントに合わせるためもあってか、オフェンスでボールの保有時間がこれまでよりも短くなり、オフボールでのプレーが増えていたカリー。だがオールスターブレイクを前にして、ようやく満票MVPに輝いた昨季のような、トランジションで3Pラインの数メートル外からプルアップショットを連発するアグレッシブで自由奔放なプレースタイルが戻ってきた。
やはりウォリアーズは、カリーがチームのベストプレイヤーな状態で最強になる。デュラントもそのことを心得ている様子で、数週間ほど前からカリーに対して、「自分らしくプレイしてくれ。俺の方が調整するから」と繰り返しアドバイスしていたらしい。
「彼(ステフ)にこう言ってやった、『俺のことは心配するな。ただ自分のバスケをプレイしてくれ。俺がお前に合わせるから。お前はこのチームのエンジンだ。俺をすべての中心にするべきだなんて考えていない。とにかく自分らしくやってくれ。俺はお前を中心にしてプレイする。俺は何年もバスケットボールをプレイしてきた。点の取り方も知っているし、ボールのもらい方も知っている。だから自分のバスケをプレイしてくれ』とね。そして彼はその通りにやっている」
– ケビン・デュラント via ESPN
1日のホーネッツ戦では、クレイ・トンプソンも絶好調で、10本中6本のスリーに成功。29得点と自己最多の8アシストを記録している。
なおこの日は、ステフの父であるデル・カリーが、ホーネッツ側の解説としてオラクルアリーナ入り。試合前には、息子の目の前で30フィートのロングスリーをバンクショットで沈めた。
ボックススコア:「NBA」