スティーブ・クリフォードがマジックの新HCに就任
オーランド・マジックは現地30日、今季までホーネッツを指揮したスティーブ・クリフォードがチームのヘッドコーチに就任したことを発表。マジックはシーズン終了と同時に解雇したフランク・ボーゲルHCの後任を探していた。
2013年にシャーロット・ホーネッツ(当時はボブキャッツ)のヘッドコーチに就任したクリフォードHCは、5シーズンで通算196勝214敗の成績を収め、2014年と2016年にチームをプレイオフに牽引。今季は12月に慢性的な睡眠不足などが原因で体調を壊して21試合を欠場し、シーズン終了と同時にホーネッツから解雇された。
クリフォードHCはスタン・バン・ガンディHC指揮下のマジックで5年間アシスタントを務めた経験もあるので、チームにとってはすでに親しみのある存在。就任の正式発表の当日、クリフォードHCはメディアの取材で「NBAではよく言われることだが、実際に指導するまでその選手のことはわからない。まったくその通りだ。明日から、もしくは今夜からでも選手たちと良い関係を築くために尽力したいと思う」と新天地での意欲を話した。
なおホーネッツは、クリフォードの後釜として、スパーズのアシスタントコーチだったジェームズ・ボレーゴを新HCに迎えている。
今季はマジックとホーネッツの他にも、ホークスやニックス、ピストンズ、ラプターズがオフシーズン突入と同時にヘッドコーチを解雇。ホークスはロイド・ピアース、ニックスはデイビッド・フィッツデイルの就任が決まっているが、ラプターズとピストンズのHC職はまだ空席のままだ。
参考記事:「NBA」