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2021NBAプレイオフ 注目ポイント
2021 7 7

サンズ対バックス:NBAファイナル2021の注目ポイント3つ

ファイナル 0

現地7月6日からついに開幕するフェニックス・サンズ対ミルウォーキー・バックスの2021年NBAファイナル。

両球団とも久々のファイナル進出で、サンズは1993年以来28年ぶり、バックスは1974年以来47年ぶり。両チームのロスターでファイナル出場経験があるのは、サンズのジェイ・クロウダー(2020年での6試合)1人のみとなっている。

2020-21レギュラーシーズンの直接対決では、サンズが2勝0敗で勝ち越し。ただ2試合とも1点差の大接戦で、その内の1試合でバックスのドリュー・ホリデーが欠場していた。

レギュラーシーズンでの両チームの得点/守備効率を比較すると:

  • オフェンス:バックス/116.5(リーグ5位)、サンズ/116.3(リーグ7位)
  • ディフェンス:バックス/110.7(リーグ9位)、サンズ/110.4(リーグ6位)

100ポゼッションあたりの得失点差では、サンズがリーグ3位の+5.9だったのに対し、バックスは+5.8でリーグ4位。数字だけで評価すれば、両者の実力は伯仲している。

▼今季直接対決のハイライト

ちなみに、レブロン・ジェームズもしくはステフィン・カリーの二大スーパースターが出場しないファイナルは、2010年以降で今回が初。そんな新鮮な今年のファイナルで、特に注目したいポイントを3つ挙げてみる。

1.ヤニスのコンディション

まずシリーズの行方は、ヤニス・アデトクンボの健康状態にかかっているといっても過言ではないだろう。いつ復帰できるのか?どれほどのコンディションで復活できるのか?

アデトクンボは攻守における絶対的な要。もし第1戦に間に合ったとしても、コンディションが本来の70%にも満たず、その超人的な身体能力に制限がかかるのであれば、言うまでもなくバックスにとって大打撃だ。特に、チームの強みである「速攻での得点力」が大きく削がれることになりかねない。

NBA.comのデータによると、今季バックスはトランジションでの平均得点がリーグ2位の24.5点。その内の35%近くをアデトクンボが担っていた。

アデトクンボは世界最強の速攻アタッカーであり、今季レギュラーシーズンでは1試合当たりのトランジション得点でリーグダントツ首位となる8.2点をマーク(2位はセルティックスのジェイレン・ブラウンで6.1点)。しかもトランジションでのFG成功率が63.6%、アンドワン(AND1)を決める確率が8.5%という驚異的な数字を記録している。

アデトクンボのコンディションの良し悪しは、ハーフコートオフェンスにも大きく響くことになるだろう。

もしアデトクンボのスラッシャー/リムランナーとしての爆発力が失われるのであれば、対戦相手は守備総動員でペイントエリアに“壁”を築く必要も少なくなり、その分シューターへのカバーに回せる。

今年のイースト準決勝(バックス対ネッツ)では、ネッツのジェイムス・ハーデンが怪我をおして途中復帰。本来のプレイを取り戻せていないのは明らかだったが、それでも外のシュートに強いため、ただフロアにいるだけで相手守備の警戒を引き付けるなど十分なインパクトを残せる。だがアデトクンボにはそれがない。

2.サンズのピック&ロール

今季フェニックス・サンズの最大の武器は、ロールマンのデアンドレ・エイトンをシューターで囲むフォーアウトの布陣。そこからクリス・ポール/デビン・ブッカーとエイトンで展開するピック&ロールがアンストッパブルだった。

相手チームがボールハンドラーに対してブリッツもしくはハードヘッジを仕掛ければ、エイトンのアリウープ。反対にドロップ・カバレッジで深く守れば、ポール(ブッカー)が得意のミッドレンジでオープンスペースを攻める。エイトンのロールに対してヘルプを送れば、ノーマークのコーナーにキックアウトが飛んでいく。

サンズのピック&ロールゲームは、特に機動力の低いセンターがいるチームに対して破壊力抜群。ウェスト準決勝でのデンバー・ナゲッツはなすすべ無しだった。

▼ドロップするとこうなる

https://twitter.com/NBATV/status/1403558927594188807

▼ウィークサイドからヘルプを送るとこうなる

Even with the drop, Phoenix still putting pressure on Denver to help on the rolls. Booker in the weakside corner. Jokic in a drop, CP3 just drives and attacks. Gordon comes off the weakside corner even with Jokic there, skip to Booker and he hits a jumper. pic.twitter.com/UM6MkT2Q5U

— Steve Jones Jr. (@stevejones20) June 12, 2021

一方で、バックス守備の基本的なスキームはドロップ・カバレッジ。ピック&ロールに対して、オンボールディフェンダーにスクリーンをファイトオーバーさせつつ、ビッグマン(ロペス)をペイントエリア深くに陣取らせる。

▼基本的にロペスがペイントエリアから出てこない

ただ今季プレイオフでのバックスは、カンファレンス決勝第1戦でトレイ・ヤングにドロップ・カバレッジを完全攻略されたため、そこから大きく守備スキームを修正。ロペスをフリースローラインよりも前に出す形でアジャストした。

▼第2戦でのカバレッジ

さらにヤングが負傷離脱した第5戦からは、オールスイッチのディフェンスを多用するようになった。

ESPNのKevin Pelton記者によると、今季イースト決勝でのバックスは、第1戦でのホークスのピック&ロールに対するカバレッジの40.5%が“ソフト”(ドロップ)にカテゴライズされていたそうだが、第2戦~4戦の3試合ではそれが26%に減少。そして第5~6戦ではドロップ・カバレッジが9%にまで下がったという。

サンズのピック&ロールに対しては、スイッチヘビーな守備が恐らく最も効果的だろう。バックスには、それだけ柔軟なディフェンスを展開できる人材がいる(アデトクンボ、ホリデー、タッカー、ミドルトン)。もちろんそれも、アデトクンボが100%のコンディションで復帰できると仮定しての話しだが…。

3.バックスの3Pショット

今季レギュラーシーズンでは、平均スリー成功数(14.4本)と成功率(38.9%)の両方でリーグ5位の数字を記録したバックス。2020-21シーズン開幕直後のヒート戦では、合計29本の3ポイントショットを沈め、球団最多記録を樹立した。

▼2020年12月29日

今季リーグトップクラスの3ポイントチームだったバックスだが、ポストシーズンでは不振。レギュラーシーズンでの38.9%から、プレイオフ17試合では31.1%に下落している。ESPNによると、ポストシーズンのスリー成功率31%以下でファイナルまで勝ち進んだチームは、2004年のデトロイト・ピストンズ(18試合で平均30.0%)以来初だという。

今季プレイオフでのバックスは、決して難しスリーばかりを打たされていたわけではなく、むしろ普段なら決められていたオープンショットをミスしていた印象だ。ファイナルで大当たりする可能性は十分にある。

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