1月15日はレアなトリプルダブルが続出: ウェストブルック、ホワイトサイド、マーカス・スマート
ラッセル・ウェストブルック、マーカス・スマート、ハッサン・ホワイトサイドの3選手が、現地1月15日に行われたNBAの試合でそれぞれトリプルダブルを達成した。
ESPNによると、同じ日に3つ以上のトリプルダブルが記録されたのは、過去13シーズンで2度目とのこと。しかも今回は、それぞれがレアなトリプルダブルとなってる。
30分未満でのトリプルダブル
チェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたサンダー対ウルブズ戦では、ラッセル・ウェストブルックが27分のプレータイムで12得点/11リバウンド/10アシストを獲得した。
Basketball Referenceによると、出場時間30分未満のトリプルダブルが記録されたのは、1985-86以降の31レギュラーシーズンで今回が32回目。その内の5回がウェストブルックによるものだ。またElias Sportsのデータでは、歴代NBAで30分未満トリプルダブルの最多数記録を保持しているのはウェストブルックとなっている。
▼30分未満トリプルダブルの最多達成記録
試合はサンダーが113-93で圧勝。ウェストブルックにとっては今季4度目のトリプルダブルとなった。
ベンチ出場でのトリプルダブル
ボストン・セルティックスのマーカス・スマートは、本拠地で行われたフェニックス・サンズ戦で10得点/11リバウンド/11アシストをマーク。キャリア2年目にして初のトリプルダブルを達成した。
ベンチ出場の選手がトリプルダブルを記録するのは、過去31シーズンで20回目。セルティックの選手では、1971年のアート・ウィリアムズに次いで、スマートが2人目となる(データのトラッキングを開始した1970年以降で)。
ブロックでのトリプルダブル
現地15日のヒート対ナゲッツ戦では、センターのハッサン・ホワイトサイドが19得点、17リバウンド、11ブロックのモンスターパフォーマンスで、ヒートの勝利に大貢献した。
ホワイトサイドが10ブロック以上のトリプルダブルを獲得するのは、キャリア2シーズンにして3度目。ここ3シーズンでこれを記録した選手はホワイトサイドだけで、その前は2013年2月のジョアキム・ノア(23得点、21リバウンド、11ブロック)に遡る。
またブロックでのトリプルダブルを複数回達成したのは、1985-86シーズンからの30年間で7選手のみ。ホワイトサイドの3回は、マーカス・キャンビーと並び最多5位タイの記録となる。
参考記事:「ESPN」