OKCサンダーのファンがハーフコートショットを決め2万ドルを獲得、賞金の使い道は「妻のがん治療のため」
やっぱり奇跡は起こるもの。
オクラホマ・シティー・サンダーの試合のファン参加イベントで、見事ハーフコートからのシュートを決め2万ドルの大金を手にしたHeath Kufahlさん。上の動画は、とにかく見ているだけで楽しくなれる要素でいっぱいだ。
きれいなシュートフォームとリングにも触れないピンポイントのショット。飛び跳ね回るチアリーダーとマスコット。総立ちで拍手を送る観客席。BlurのBGM。そして、シュートが決まったときにKufahlさんの妻Jenniさんがみせたこの表情!
このストーリーには、もう少しだけ深いドラマが隠されている。シュートを決めたKufahlさんは、7人の子供を抱える大所帯の主。ただでさえやりくりが大変な家庭のなか、昨年の10月に妻のJenniさんが大腸がん3期と診断された。
そんな苦しい状況の中で巡ってきたチャンス、そこで生まれたミラクルショット。獲得した賞金は主にJenniさんの治療費などに当てる予定だという。報道によると、サンダーがオクラホマに移転して以来、ハーフコートショットに成功したのは4人目。今回は決めるべき人が決めたという感じだろうか。この日の試合はもちろんサンダーが勝利した。
基本的に無神論者な筆者だが、こういうことがあると「やっぱ神様はいるのかな?」という気持ちに少しなる。この調子で、シリアの内戦やアフリカの飢饉問題を解決してもらいたいものだ。
Video&Thumbnail:「youtube.com/watch?v=LED99NLS23I」