トレイ・ヤングが2試合連続で30得点ダブルダブル、ホークス7連勝
アトランタ・ホークスが11月前半の6連敗から見事に復調している。
ホークスは現地26日、フェデックス・フォーラムで行われたメンフィス・グリズリーズとのロードゲームに132-100で圧勝。シーズン開幕4勝9敗のスロースタートから7連勝をあげ、11勝9敗でイースト7位まで順位を上げた。
この日の試合では、リーグ4年目のトレイ・ヤングがわずか28分の出場で31得点、10アシストと大活躍。2試合連続での30得点ダブルダブル達成だ。
▼第3Q終了間際のロングスリーで30点超え
ヤングが30得点/10アシスト以上でのダブルダブルを記録したのは、今回がキャリア通算35回目。ヤングがデビューして以降の4シーズンではリーグ最多の数字で、23歳にして歴代15位のラリー・バードに並んだ。
ホークスはヤングの他、クリント・カペラが14本中11本のFG成功から23得点/17リバウンドで勝利に大貢献。第3Q終盤には最大でリードを40点に広げた。
モラントが負傷退場
この日のホークス対グリズリーズ戦では、序盤から肝を冷やす場面があった。
第1Q終盤、グリズリーズエースのジャ・モラントが左足のひざを負傷。左足にまったく体重の乗せられない様子でライブボール中に自軍ベンチの前に倒れ込み、チームのスタッフに支えられながらロッカールームへと途中退場した。
ノンコンタクトでの怪我だったため、長期離脱を余儀なくされるような重症の可能性も懸念されたが、しばらくするとモラントは松葉杖などを使わずに自らの足でベンチに復帰。フロアには戻らなかったものの、試合後のMRI検査では左膝の捻挫と診断されたらしく、最悪のケースは回避できた模様だ。
モラント自身も試合後にTwitterで神に感謝を捧げている。
今季のモラントは19試合で24.1得点、6.8アシストを平均と大ブレイク中。今回の怪我でどれだけの期間を離脱するのかは今のところ不明だが、残りシーズン全休のような最悪の事態にならなくて本当に良かった。
ボックススコア:「NBA」