ホークスのトレイ・ヤングが今季ルーキー最多の35得点、11アシスト
今季もシーズン序盤からルーキーたちが存在感を示している。
サンズの開幕戦だった17日には、ドラフト1位指名のディアンドレ・エイトンが18得点、10リバウンド、6アシストで上々のNBAデビューを飾ると、続いて19日にグリズリーズ4位指名のジャレン・ジャクソンが24得点/7アシスト、20日にマブス3位指名のルカ・ドンチッチが26得点/6リバウンドで活躍。そして現地21日には、大学時代に“ネクスト・カリー”などと呼ばれた5位指名のトレイ・ヤングが、ホークス対キャブス戦で35得点/11アシストを記録し、今季新人初の30点ゲームを達成した。
この日のヤングは、6本のスリーを含む23本中13本のフィールドゴールに成功。ホークスは第1Qで最大15点ビハインドに陥ったが、第2Qを40-26で上回ってリードを奪うと、後半に入ってからも主導権を手放さず、最終的に133-111で今季初勝利を収めた。
Basketball Referenceのデータによると、新人選手が35得点/10アシスト以上をマークしたのは、2009-2010シーズンのステフィン・カリー以来9年ぶり。これは10年に1人レベルの大記録で、カリー以前では2004年のレブロン・ジェイムス、その前は1996年のアレン・アイバーソン、1995年のジェイソン・キッドとなっており、達成したのは世代を代表するスーパースターばかりだ(カリー、レブロン、キッドはトリプルダブル)。そこに名を連ねることができるのは本当にすごい。
ちなみにルーキー時代のマイケル・ジョーダンは、35/10を4回記録し、その内の2回は45得点だった。
ボックススコア:「NBA」