ビンス・カーターが43歳の誕生日に今季初ダンク
歴代屈指のダンカーとして知られるビンス・カーターが、現役最後のシーズンもダンクを決めた。
現地26日に行われたアトランタ・ホークス対ワシントン・ウィザーズ戦の第1Q終盤、カーターはブランドン・グッドウィンのロブパスからアリウープダンクに成功。今シーズン40試合目にして初のダンクだ。しかもこの日は、カーターの43歳の誕生日だった。
この日はすべてのNBA関係者にとって辛い1日だったが、カーターはダンクの後にいつものジェスチャーと笑顔を見せた。
試合後、カーターはTwitterから、同日に事故死したコービー・ブライアントに追悼の言葉を送っている。
「とても辛い。コービーを15歳の頃から知っている。当時の僕は16歳。AAUではチームメイトであり、NBAでは18シーズンを通して戦った。この写真を撮った時も、『引退生活を楽しもう。そのことについて近いうちに話そう』と会話していたんだ」
「それから彼は、娘の成長を見守れることを嬉しそうに話していた。お互いに力の及ぶ限り娘たちに尽くしてあげよう、そう約束したじゃないか。それなのに君は、僕の誕生日に天国へと旅立ってしまった。レジェンドよ、安らかに。“ザ・マンバ”万歳」
トレイ・ヤング
同日のホークス対ウィザーズ戦は、ホークスが152-133で圧勝。トレイ・ヤングが45得点、14アシストの大活躍を見せた。
この日のヤングは、試合開始時に背番号8のユニフォームを着用(途中で本来の11番に着替えた)。8秒バイオレーションでゲームをスタートし、最終的に24本のフィールドゴールを放った。
少しこじつけに聞こえるかもしれないが、ウィザーズ相手に24本以下のFGアテンプト数で45得点/10アシストのダブルダブルを記録したのは、NBA史上でコービーとヤングの2選手のみ。ヤングは試合後、「今夜はコービーが隣にいてくれた」とコメントした。
ボックススコア:「NBA」