ウェストブルック、キャリア通算トリプルダブルで歴代5位に
オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが、現地25日にスムージー・キング・センターで行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦で今季23回目となるトリプルダブルをマーク。キャリア通算のTD数で60回に達し、セルティックスレジェンドのラリー・バードを追い抜いて歴代単独5位となった。
▼歴代トリプルダブルランキング
プレーヤー | TD | |
1 | オスカー・ロバートソン | 181 |
2 | マジック・ジョンソン | 138 |
3 | ジェイソン・キッド | 107 |
4 | ウィルト・チェンバレン | 78 |
5 | ラッセル・ウェストブルック | 60 |
6 | ラリー・バード | 59 |
7 | レブロン・ジェイムス | 47 |
8 | ファット・リーバー | 43 |
9 | ボブ・クージー | 33 |
10 | ジョン・ハブリチェック | 31 |
28歳にしてこのレジェンドたちの中に名を連ねるというのは、とてつもない功績だ。今のペースを維持できれば、今季中にウィルト・チェンバレンの78回を超える可能性も十分にある。
ペリカンズ戦でのウェストブルックは、ミドルレンジショットが不調でフィールドゴール22本中7本の成功に終わったが、4本のスリーと9本のフリースローを沈めて27得点を獲得。さらに相手ディフェンスの注意を引きつけながら、ゴール下のビッグマンに何度も絶妙なパスを出し、10アシストと12リバウンドを記録した。
▼ペリカンズ戦ハイライト
「ディフェンスの動きを読んでいる。僕の仕事は、チームがイージーな得点をあげられるようにすることだ」
– ラッセル・ウェストブルック
サンダーはウェストブルックの他に、スティーブン・アダムスが20得点/11リバウンド、エネス・カンターが17得点/11リバウンドでそれぞれダブルダブルをマーク。この2人の活躍もあり、サンダーはペイントエリア内得点で62-54でペリカンズを上回っている。
一方のペリカンズは、イートワン・モアが18得点、タイリーク・エバンスとドリュー・ホリデーが14得点を記録。大黒柱のアンソニー・デイビスが前半に太ももの負傷で途中退場するというアクシデントがありながらも、後半開始直後の22点ビハインドから第4Q残り5分で5点差にまで巻き返す大健闘を見せたが、そこからサンダーに9-2でアウトスコアされ、逆転勝利にはあと一歩届かなかった。
ボックススコア:「NBA」