シクサーズが米プロスポーツ史上ワースト記録タイの26連敗
フィラデルフィア・76ersが現地25日、TDガーデンで行われたボストン・セルティックスとの接戦に敗北し、今季0勝記録を更新。開幕16連敗と昨シーズンの10連敗フィニッシュを合わせて26連敗となり、アメリカプロスポーツ史上の最長連敗記録と並んだ。
▼米プロスポーツ最長連敗記録(26連敗)
チーム | シーズン | リーグ |
フィラデルフィア・76ers | 2014~2015 | NBA |
フィラデルフィア・76ers | 2013-14 | NBA |
クリーブランド・キャバリアーズ | 2010-11 | NBA |
タンパベイ・バッカニアーズ | 1976~1977 | NFL |
25日のセルティックス戦は本当に惜しかった。試合開始3分で12-2の10点差を奪われたシクサーズだが、すぐに反撃を開始して、第2Q序盤で逆転に成功。その後はリードをキープし続け、第4Q残り6分16秒で点差をこの日最大の11点に広げる。
しかし、ここ数試合と同様、シクサーズはクラッチタイムに入ってからオフェンスが崩壊。最後の6分間でフィールドゴール8本中7本失敗と6ターンオーバーを記録すると、セルティックスに18-3のランでアウトスコアされ、84-80の逆転負けを喫することとなった。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
PHI | 24 | 23 | 15 | 18 | 80 |
BOS | 26 | 14 | 26 | 27 | 84 |
セルティックスは、アイザイア・トーマスが自己シーズンハイの30得点をマーク。第4Qだけで11得点を獲得し、チームのカムバックに大貢献している。
一方のシクサーズは、ジャリル・オカフォーがチームハイの19得点、9リバウンド、4ブロックを記録。過去3試合とも第4Q中盤でリードしていたが、いずれも初勝利に繋げることができなかった。やはり正念場では経験不足が浮き彫りになってしまうのか…。
▼オカフォー
シクサーズは次に、今季5勝10敗で低迷中のロケッツと現地27日に敵地で対戦する。
ボックススコア:「NBA」