A.デイビスが16分で18得点/8リバウンド、ペリカンズがPGスタメン復帰のペイサーズに勝利
現地3日に行われた2015-16プレシーズン2日目のニューオリンズ・ペリカンズ対インディアナ・ペイサーズ戦は、ハーフタイムまでに14点のリードを奪ったペリカンズが最後まで逃げ切り、110-105でペイサーズに勝利。アンソニー・デイビスは、わずか前半16分の出場でゲームハイの18得点、8リバウンドを獲得する大活躍をみせた。
オフシーズンに球団社長のラリー・バードがコメントしていた通り、ペイサーズはプレシーズン初戦でポール・ジョージを4番として起用。オフェンス面ではミスマッチを攻めて序盤から得点を重ねたものの、やはりディフェンス面で苦労させられていた。ペリカンズのビッグにうまく対応できている場面もあったが、デイビスとのマッチアップはサイズで押された印象だ。
▼アンソニー・デイビス、ペイサーズ戦ハイライト
ジョージは試合後のインタビューで、「僕が4番に向いているかどうかわからない」とコメントしている。
「僕に適したポジションかどうかわからない。この試合のテープを見て、コーチやラリーとそれぞれの考えを話し合うことになるだろう。だがシチュエーションがどうであれ、4番はまだしっくりこないんだ。もっと役割に慣れなければならないが、あるいはその必要もないのかもしれない。もしかすると、チームがこの戦略を捨てるというのも可能かもしれない」
「ディフェンスがとにかくつらい。ボールスクリーンに対応し、シュートを防ぐためにローポストに戻り、さらにボックスアウトもしなければならない。こういったいくつかの動きに慣れていないので、普段よりも体力を使っている気がするよ」
– ポール・ジョージ
自分よりも体の大きな選手をコンスタントにガード/ボックスアウトするのは、本当に疲れる。対戦相手やシチュエーションによっては、問題なくPFポジションをカバーできるジョージだが、フルタイムの4番として起用するのはやはり難しいか?そもそも本人が乗り気じゃない。まだプレシーズンのファーストトライなので何とも言えないが…。
この日のポール・ジョージは、試合開始5分で2本のスリーを含む4本のフィールドゴールを成功させ、最終的にチームハイの18得点をマークした。昨季をほぼ全休したブランクもそれほど感じられない。
▼ポール・ジョージ
その他、ペリカンズはルーク・バビットとエリック・ゴードンがそれぞれ16得点を記録。ペイサーズはジョージ・ヒルが11得点をマークした。オフシーズンにマブスから移籍したモンタ・エリスは、フィールドゴール成功数0本の2得点に終わってる。
ボックススコア:「NBA」