サージ・イバカ、OKC初凱旋でキャリアハイ得点と決勝ジャンプショット
現地13日にチェサピーク・エナジー・アリーナで行われたオクラホマシティー・サンダー対オーランド・マジックの試合は、オフシーズンにOKCからマジックへとトレード移籍したサージ・イバカが、決勝のフィールドゴールでキャリアハイ得点を記録する大活躍。マジックが119-117で接戦を制し、イバカの古巣初凱旋を劇的な勝利で飾った。
▼ゲームウィナー
試合は、マジックが開始16分でFG28本中16本成功の好スタートを切り、第2Q残り8分でさっそく21点のリードを奪取。完全にペースを握ったかに思われたが、対するサンダーは、ラッセル・ウェストブルックのペネトレーションで突破口を開いて猛反撃を展開し、第3Qを終えた時点で逆転に成功する。
大接戦となった最終ピリオドは、ウェストブルックがクラッチタイムにジャンプショットを連続で決め、第4Q残り1分でサンダーの4点リードとするが、マジックはエルフリッド・ペイトンとエバン・フォーニエのスリーで再び同点に戻すと、続くサンダーの攻撃を防いでリバウンドを確保。そしてタイムアウト明けのポゼッションで、ボールを託されたイバカが、ポンプフェイクでスティーブン・アダムスの守備をかわし、残り0.4秒で決勝点となるベースラインジャンプショットを沈めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
ORL | 27 | 30 | 25 | 37 | 119 |
OKC | 13 | 34 | 37 | 33 | 117 |
連敗を3で止めたマジックは、イバカが自己ベストの31得点、9リバウンド、4ブロックで大活躍。チェサピーク・アリーナのサンダーファンたちは、選手紹介の際、主力の1人として7シーズンをOKCでプレーしたイバカを拍手で温かく迎えた。イバカの他には、ペイトンが23得点、9アシスト、フォーニエが21得点をあげている。
▼イバカのキャリアハイ
開幕6勝1敗から3連敗を喫することとなったサンダーは、ウェストブルックが41得点、16アシスト、12リバウンド、FG成功率66.7%のモンスタートリプルダブルを記録。正念場でも素晴らしいプレーを見せたが、残念ながら勝利には届かなかった。
▼RWは今季3つ目のトリプルダブル
ボックススコア:「NBA」