コービー不在のレイカーズ、ベンチ大活躍でクリッパーズ下す
絶対的エースのコービー・ブライアントは不在、相手はリーグ屈指の爆発力を持つクリッパーズ。そんな不利な状況の中、蓋を開けてみると、開幕戦のLA対決を制したのはレイカーズだった。チームを牽引したのは控えの面々だ。
第3Qまで一進一退の攻防が続いたこの日の試合。同点で迎えた第4Qに、レイカーズのセカンド・ユニットが大爆発する。何と最後の12分間に41得点をあげる猛攻撃で、クリッパーズのスターターたちを完全にねじ伏せ、116対103で勝利をもぎ取った。この間、パウ・ガソルやスティーブ・ナッシュなどのレイカーズのスター選手は一切コートに出ていない。
▼第4Q、レイカーズリザーブ陣の猛攻
控え選手たちの奮闘を目の当たりにしたステイプルズ・センターは、大歓声に包まれた。映像で見るだけでも、まるでプレイオフのような熱気が伝わってくる。こんなにレイカーズのスタジアムが沸いたのは、2010年ファイナル以来じゃないかと思うくらいに…。
レイカーズはこの日、リザーブだけで合計76得点を獲得した。起爆剤となったのは、今季からチームに加わったザビエル・ヘンリーだ。
レイカーズは、ヘンリーがキャリアハイの22得点をマーク。今季からレイカーズに舞い戻ったジョーダン・ファーマーも16得点を獲得し、勝利に大きく貢献した。
クリッパーズは、ブレイク・グリフィンがチームハイの19得点を獲得。クリス・ポールは15得点、11アシスト、5スティールの活躍をみせるも、レイカーズベンチのテイクオーバーを前に、あと一歩及ばなかった。
昨季は得点力がリーグワースト3だったレイカーズのベンチだが、今年は頼りになりそう?
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参考記事:「Yahoo!Sports」