デリック・ローズがウルブズと契約
2010年代前半ブルズの主力メンバーが、また一人トム・シボドーHCのチームに加わる。
ミネソタ・ティンバーウルブズは現地8日、FAとなっていたPGのデリック・ローズと契約を結んだことを発表。これでローズは、親しみのあるシボドーHCの指揮下で、再びジミー・バトラー、タージ・ギブソンの元盟友とフロアをシェアするチャンスを手にした。
「僕に唯一足りていなかったのはチャンス。シボドーHCの話を聞き、彼がそのチャンスを僕に与えてくれると思えた」
– デリック・ローズ
昨年の夏にクリーブランド・キャバリアーズと契約を結んだローズは、今季16試合の出場(7試合で先発)で9.8得点、1.6アシストを平均。2月にユタ・ジャズへとトレード移籍した後にウェイブされ、1カ月ほどFAとなっていた。同日に行われたウルブズ対ボストン・セルティックス戦では、ゲーム前のウォームアップには参加したものの、試合には出場していない。
▼11月ウィザーズ戦でのシーズンハイ20得点
現在ウルブズは38勝29敗のウェスト6位で、10位ジャズとの差はわずか2ゲーム。バトラー離脱後は8人ローテーションの苦しい戦いを強いられている。特にシューティング/ウィングが深刻に不足しており(平均スリー成功数がリーグ29位)、最近ではビッグマンのネマニャ・ビエリツァがSFポジションに入ったりしている。
チームのベンチ補強に必要なのは、ローズのようなドリブラーではなく、フロアスペースを広げられるシューター/ディフェンダーだが、シボドーHCはローズの存在がプラスになると信じているようだ。
参考記事:「ESPN」