FIBAヨーロッパ2013でフランスが初優勝、大会MVPはトニー・パーカーに
22日にスロベニアで行われた「2013年FIBAヨーロッパ選手権」の決勝戦。トニー・パーカー率いるフランスが80対66でリトアニアに勝利し、欧州チャンピョンに輝いた。フランスの代表チームが国際大会で金メダルを手にするのは、今回が初となる。
準決勝で延長戦に渡る死闘の末、宿敵スペインを下し、この日の決勝に臨んだフランス。第2Q序盤にはリトアニアに2点のリードを許したが、そこから21対3のランを展開し、16点差をつけ前半を終了。後半に入ってからは点差が14点以下に縮まることなく、試合はフランスの圧勝に終わった。
フランスは、フォワードのニコラス・バトゥムがチームハイとなる17得点を獲得。同じくフォワードのボリス・ディアウも15得点をマークし、チームの勝利に大きく貢献している。エースのトニー・パーカーは、序盤から相手チームの厳しいマークを受け、シュート成功数17本中6本の12得点にとどまった。
この日のフランスは、チーム全体で47.9%の非常に高いフィールドゴール成功率をマーク。リバウンド面でも42対25と、リトアニアのインサイド陣を圧倒した。
一方のリトアニアは、ナゲッツやラプターズで活躍したリーナス・クレイザが、ゲームハイの20得点をマークしている。
3位は強豪スペイン
同日に行われた3位決定戦では、マーク・ガソルやリッキー・ルビオを有するスペインが、92対66でクロアチアに快勝し、銅メダルを獲得した。
▼スペイン対クロアチアのハイライト
今大会のMVPは、準決勝で32得点の大活躍をみせたトニー・パーカーが受賞した。
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ソース:「eurobasket2013.org」