アイザイア・トーマス、股関節の怪我で戦線離脱
ボストン・セルティックスのオールスターPG、アイザイア・トーマスが、股関節唇の損傷により残りのポストシーズンを離脱することとなった。
チームの発表によると、トーマスが最初に股関節を負傷したのは3月15日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦。その後の2試合を欠場してから復帰したが、ウィザーズとのカンファレンス・セミファイナル第6戦で怪我が再発し、カンファレンス決勝での2試合でさらに悪化したという。セルティックスは、怪我が長引くのを避けるため、トーマスの離脱を決断したとしている。スパーズのカワイ・レナードに続いて、また一人オールスターがカンファレンスファイナルの舞台から姿を消すこととなった。
▼ITカンファレンス準決勝ハイライト
怪我に加え、第1ラウンド開幕直前に妹を交通事故で亡くし、心身ともに辛い状況にあったトーマスだが、試合を欠場することなくエースとしての仕事を立派にこなし、ポストシーズン14試合で24.8得点、6.7アシストを平均。セルティックスを5年ぶりのカンファレンスファイナルへと導き、セミファイナル第2戦では球団プレーオフ史上最多2位の53得点をあげる記録的なパフォーマンスを見せた。
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」