ジャマール・クロフォードがネッツと契約合意
ボールハンドリングの達人「J.クロスオーバー」ことジャマール・クロフォードがNBAに戻って来る。
The Athleticの報道によると現地7月8日、ブルックリン・ネッツとクロフォードが残りシーズンの契約に合意。ディールが正式に成立すれば、クロフォードは1年ぶりのリーグ復帰だ。
クロフォードが最後に公式戦に出場したのは、2019年の4月9日。シーズン最終試合のダラス・マーベリックス戦で51得点を獲得と、インパクト大なパフォーマンスで2018-19シーズンを締めくくったが、今季は契約相手を見つけられず1試合もプレイしていない。
▼NBA最年長(39歳)での50得点ゲーム
クロフォードは今年の3月で40歳の大台に乗った。1年以上のブランクがあり、しかもここ数カ月はコロナ・パンデミックの影響で、5on5といった試合の感を取り戻すためのワークアウトも満足にできていないはず。
40代の大ベテランが戦線復帰するタイミングとしてはあまり理想的ではないかもしれないが、クロフォードは1年以上にわたるオフ期間中も毎日ボールに触れていたらしく、数日前のインタビューでも「コンディションは万全」とコメント。「たとえ今季中にNBAから声がかからなくても、常にコンディションは維持するつもり。それだけバスケを愛しているんだ」と語っていた。
▼自宅のコートでワークアウトに励むクロフォード。ボールハンドルとフットワークが相変わらず芸術的
すでにシーズン再開地であるオーランドに移動しているブルックリン・ネッツからは、デアンドレ・ジョーダン、スペンサー・ディンウィディ、トーリアン・プリンス、ウィルソン・チャンドラーの4選手がコロナ検査陽性などを理由にチーム離脱を表明。ロスター補強として、クロフォードの他にも、マイケル・ビーズリーとの契約合意が同日に報じられている。
参考記事:「NBA」