ついに今季第1号のトレード成立、ジャズがエグザムをキャブスに放出
現地12月23日、NBAではユタ・ジャズとクリーブランド・キャバリアーズがトレードで合意に達した模様。ESPNによると、ジャズはガードのダンテ・エグザムとドラフト2巡目指名権2つを放出し、キャブスからジョーダン・クラークソンを獲得する。
今季NBAでトレードが実現するのは、レギュラーシーズン開幕後は初で、7月11日のラッセル・ウェストブルックとクリス・ポールのトレード以来。8月から11月の間にトレードが1つも成立しなかったのはリーグ史上初だという。
2014年ドラフト5位指名のエグザムは、ジャズでの6シーズンで5.7得点、2.2アシストを平均。ドラフト時はジャズの次期フランチャイズPGとして成長することが期待されていたが、2015年の夏に前十字靭帯断裂の大怪我を負ってプロ2シーズン目を全休すると、その後も怪我に苦しみ続け、なかなかポテンシャルを発揮できないままでいた。
一方で、ボトムチームのキャブスからプレイオフチームへの移籍となったクラークソンは、今季29試合で平均14.6得点、スリー成功率37.1%(キャリアベスト)を記録。得点力に乏しい今季ジャズベンチ(平均得点でリーグ29位)のカタリストになることが期待される。
なおジャズとキャブスのシーズン中のトレードは毎年恒例になりつつあり、今季で3年連続。2017-18シーズンはロドニー・フッドとジェイ・クロウダーを含む3チームトレードが成立し、昨季はカイル・コーバーとアレック・バークスがスワップされた。
参考記事:「ESPN」